★人々の力的均衡におけるジャンケン関係

id:mind:20040407から、枢軸つながり
 *イラク情勢、 "枢軸軍" の政府ハマってます。
戦争状態 →軍事関係。<自衛隊自衛軍自衛隊撤退
平和状態 →復興関係          →民間人支援の支援
というのが自然な流れかと思えますが。
そもそも軍を動かすのにどれだけの覚悟をしていたのかという......
自立行動できる平和協力部隊のようなものの創設の時期に入っているのではないだろうか
 マスコミもレポーターがホテルの部屋から背景を合成して中継してるようじゃ、
必要な現地の情報は入ってこないでしょうよ
 真のジャーナリストの皆様方、ご活躍を!

閑話休題

 *人々の力的均衡におけるジャンケン関係
友人の手前、カードゲームを創らねばならないのだが、
やはりsimulation gameのvividな面白さは捨てがたいし、
id:mind:20040402から、ゲームつながり。
人々が世界を観る目を鍛えるのに役立つよう
国際関係論的なものにテーマは決まっていた。

どれだけ「単純で複雑な関係」を取り出せるかが勝負なのだが、
ジャンケン論に染まった目で観ると
人間の世界における力のジャンケン均衡では、
 軍事力、グー
 民衆力、パー
 資本力(+科学技術力)、チョキ
というものが取り出せる。

ここにおける力関係は、
 軍事力 > 資本力 ――蓄積に破壊は勝つ
 資本力 > 民衆力 ――動物は衣食足らざれば礼節文化を忘れる
 民衆力 > 軍事力 ――軍事部門は長期的には民間に寄生するだけ
この逆を行うには、かなり不自然な力が必要になる。
むしろ1つ飛ばしで順方向に回した方が速い。たとえば、
 資本が軍に勝つためには民衆を扇動した方が速い
 民衆が資本に勝つためには軍を駆動した方が速い
 軍が民衆に勝つためには資本を利用した方が速い。
これらは、近代主権国家とか、将来の地球統一政府とかの枠組みに限らず、
人間社会が発生した時点から当てはまる普遍的な関係のようである。

(つづく)
国際関係について、
Joseph Nye教授も、3次元チェス理論を提唱しているというので、
m.R.mindのジャンケン理論も捨てたものではありませんよw