観論ジャンケン FAQその1
id:mind:20040412で発表した
観(察)論(理)ジャンケン
についてのFAQです。
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Question.
観論ジャンケンにおいては、
自分の思考過程という情報を開示することが義務付けられているようですが、
このような情報開示によるメリットがはっきりしないと
ルールとして成り立たないのではありませんか?
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Answer.
はっきりさせておかなければならないのは、
ルールにおいては、
playerは"手を選んだ理由"欄に何らかの記載をしなくてはならない
と定められているに過ぎないということです
もちろん、嘘を書いても良いのです。
ただし、自分の手を何にしようかと迷っている者が、
何らかの記載をすることによって、以下のような
メリット、デメリットがあります。
Aが
真の情報を開示するメリットは、次回に、
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Bがその情報を利用して「Aはこういう論理思考をしているのだから、
こういう状況の下では結論グーを出すはず、
したがってパーを出せば勝てる」と考えパーを出す
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と推理して、チョキを出して勝つことが出来ること。
――これは正攻法です。
デメリットは、Bはその先を読んで、グーを出してくるかもしれないこと。
――これはBの方が観察論理力が優れていたということなので致し方ないです。
偽の情報を開示するメリットは、観察論理力が優れている
(と自認する)方にとっては、あまりないです。
デメリットは、
パターン化しない嘘を毎回考えるコストか。それと、
嘘をついているとバレて(バレているのを知らずに)嘘のパターンの裏をかかれる危険か。
嘘をついている人を見破る方法の1つとして、やはり、
長く黙っている人の方が嘘をついている確率が高い
だろう。頭の中でつじつまを合わせて
役割になりきる
ことが必要だからねぇ
でも、喋りすぎてもボロが出てバレるよねぃ
いずれにしても、
ぴったりと当てられると悔しい、
それが書証の上で明白にバレると、もっと悔しい、
悔しがってるヤツを観るのが楽しい、あるいはお姉ちゃんに自慢できるw
という感情が、真面目に考えるincentiveとなるのです。
真面目に考える振りをして心の中でサイコロを振って、理由を後付けしても良いのですが、そうするとかえって時間がかかってしまいバレるような気がしています。
また、心のサイコロは不完全なので、パターン分析されて負ける危険があるようです。外部にランダムな事象を発見しないと完全なサイコロは手に入れられないのですが、外部サイコロを観察していることは相手にバレやすいでしょう。
いずれにしても、
サイコロを利用するのは負け犬を自認する敗北主義者のやること
と一部の狂信者は述べております。
近くの人とやってみて、報告望みますぅ。