★一極化? それとも 多極化?

 従来のカウンターが、前日から無料化されたようであるので、
この日ころカウンターを実装してみた。
前日に初期化されていたようで50くらいを示していた。――追記終わり。


現代の「枢軸軍」id:mind:20040413
についてはさておき、
第一次大戦についてとても詳しく考察されている素敵なサイトを発見
http://www3.kiwi-us.com/~ingle/index.html


"短い20世紀"が、SU崩壊、冷戦終結をもって終了したとして、
あるモノサシで観れば、
螺旋を回って、世界はWW1以前の状態に戻ってきたように感じられる。
超大国の抑えを失った地域では、民族紛争も頻発している。
それだけ、大戦争に育ちうるタネも増えたということのようだ。


それでは、
<世界は、一極化(大英(海洋)連邦common wealth型の地球)に帰ってきているのか、
                   ――英国復興計画じゃないよw >>R.O.D
     多極化(ウィーン会議:勢力均衡型の欧州大陸)に帰ってきているのか?
軍事的には一極化になったようである。
文明という点では、効率を極めたモノが競争に勝ってどんどん先を行くのはしょうがないことである。
 しかし、文化には優劣はない(優劣を競ってもしょうがない――普遍的なモノサシについて合意できないので:-p)ということが啓蒙されてきたので、多極化になってきている。
US内でも少数民族の間で多文化主義multi cultureismが流行っている。
自分の文化に恥じなくても良いと知っていれば、通信の発達もあるし、オタク同志で固まるよねー
――その意味では、日本人って、平和オタクなのかもね。
――もっとも、たいていの人は自国の過去の被害と自国の現在の平和にしか関心がないようだけど。


 そうすると、まとまりが強くなったザコ民族どうしの衝突が増えると思うのだが、
これが大戦争につながる危険は増えたのか??
 WW1の発端は高校の教科書にも載っているとおりだが、一般に
<戦争の原因としては、

  • 「戦争へのエネルギー(誘惑あるいは恐怖など)の蓄積」
  • 「故意過失(挑発など)または偶然の、発火」
  • 「外交(による消火)の失敗」

という視点を挙げておきたい。
http://www3.kiwi-us.com/~ingle/honbun/diplomacy.html
http://www3.kiwi-us.com/~ingle/topix/july%20crisis.html
http://www3.kiwi-us.com/~ingle/honbun-2/the%20origin%20of%20the%20first%20world%20war.html

外交の点について だが、
同盟というのは、もちろん自国のために
 戦争の危機に陥らせないという予防回避
 戦争になってしまった場合の敵戦力の分散
という防衛目的が大きいのだが、
強力な同盟国がある場合には、戦争を仕掛ける誘因となることもある。
――約束の地に建設された国家って、どうよ?
――攻撃は最大の防御なり、てか?
――ごめんなさい、批判的なこと言うとゴルゴにやられそうなので本名書けません、なんとか原理主義の頭の固い人も嫌いですが。
――自分の命だけは惜しいわな、勝手だねw


 また、戦争になってしまう場合には、相手側にも同盟があって、
相手もそれを頼りに攻撃を仕掛けてくることが多いので、
巨大な同盟体と巨大な同盟体との、大規模戦争に発展する可能性も高くなってしまう。
 そもそも、誰もが望まない、世界に大きな実質的被害をもたらす大戦争が発生してしまうのは
仕掛けた側が、「簡単に短期に勝てる」と思ったが、実はそれは誤信で、
相手方は意外に強く、長期化してしまったということだろう。
 短期に終わる場合は、片方の失うモノは大きいとしても、
それが勝者に渡ることが多いので、全体としての損失は少ないことになる
そういう戦争であれば、世界を1つにまとめて長期的に安定させていく上で
我慢できる程度の負担なのかもしれない......???
 そして、「自分が誤信に陥っていない」という保証はどこにもない。
人の意見を当てにせず、"謙虚に"1つずつ証拠を積み重ねて判断するしかない。


  みなさん、どう思います?


 どこかの2国間同盟はどうなんだろ?
自衛権に基づく予防戦争」理論によって、宣戦布告もしない先制攻撃を正当化
なんてpolicyを公言して実行している国もあるしねぃ


ところで、
アメリカの力mightとEUの話し合いの正義rightと ――UNのとは言わない......
が協力すれば、すぐにでも世界は統一できると思った。 即ち、
 私戦の禁止
 ――日本国憲法にあるものと一緒。やっぱ冷戦後を先取りしてて進歩的だと思ってるんですけど。
 ――伊達政宗が家康にお目玉くらったのもこれでしたよね
を世界に発令し、戦争によってでもw、そういう私戦な戦争の、凡てを、責任もって止めさせる
ただし、私戦が始まっていないのに先制攻撃では"事後的な秩序の回復"に当たらず自ら秩序を乱すモノになってしまうので、これは違法とする。
 不満を持つものに司法的救済を与える実効的制度を整備する。
そのあと、
 世界政府に対して民主的に参加する権限を、人口に比例して各国に与える。
 武装解除 ――秀吉の刀狩りと同レベルですけど
ふぇー
 イラクでやんなきゃなんないことと同じだね。
こんなんで躓いてるようじゃ試金石に躓いて転んじゃうね; ;


 そもそも、
戦争(軍拡)か、平和(軍縮)かという選択肢で囚人のジレンマを行うと、
「合理的には誰もが戦争を選択しなくてはならない」
という ヤ な結論になるらしい、
というのがこのサイトの反証したいところなんですけど。