★カリー玉葱に、サンタさんを願うジレンマ?  ――(反射的)再帰的世界ですか。

――id:mind:20050916から、自己充足信念(言霊)つながり。

  ――内容、重い……
    ――『鏡の国のアリス』みたいな? ぐるぐる@@
  ――Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ型が解説されてから読んで ;



――『クレタ人の嘘つき』id:mind:20051025と比較してみると面白い。
◆ 『Curry's Paradox(論理版)』 =====================================

(教授Qの下賜されたもので、)
 ここに、命題のリストがある。
 -----------------------------------------------------
a        あのBoxの中のネコは生存している。
b もしアナタが、「あのBoxの中のネコは生存している」と確証できた
 ならば、    あのBoxの中のネコは生存している。
c もし     このリストのcの行の命題 が正しい
 ならば、    このリストの凡ての行の命題が正しい。
d もしアナタが、このリストのdの行の命題 が正しいと確証できた
 ならば、    あのBoxの中のネコは生存している。
 -----------------------------------------------------
 このリストの各命題は、それぞれ正しいか?
とりあえず、cの命題は正しいか?
 ====================================================================




―― このリストのcのところだけ以下に抜き出して、
 縮小、変換し、 ことさらにparadoxicalに語ってみるw。
 ======『玉葱に釣られるサンタさん』==========================
C「こんどは、応用問題。いい?」
―― 「白箱の中の青玉の存在」だけでなく任意の命題xについて、c≡c⊃xとなるような、"カリーの玉葱命題(仮)"c が用意されるとなると、凡ての命題xが証明されてしまい、paradoxとなる(聞き手は不整合、たくさん不正確になる)。
――そこまで行かなくとも、ある偽の命題に対して玉葱命題を用意するとペテン。
*1
*2
 ………
C「もし私の今言ったことが正しいならば、サンタクロースは存在する」「きみはどう思う?」
  *3
B「もし先生が正しい場合に限りますけど、サンタクロースは存在しますわw」
  *4
C「それって私の今言ったことと「文字通り同じこと」だから、
      私の今言ったこと は正しいってことだね?」
  *5
B「ぇぇ…、はい。」 
 *6
C「なるほど…、Bくんによれば、私は正しいことcを言ったらしい。すなわち、
 「c:  もし私の言ったことcが正しかったなら、サンタクロースは存在する。」
しかも、Bくんによれば、
       私の言ったことcは正しいらしい。 *7
                  したがって、サンタクロースは存在する
と無条件に認めるのね、私と違って、きみは。ふーんw?」
B「(…そっか、サンタさんってホントはどこかにいるのですねー@@??)」
C「(どーしよーかなー? 責任とって「サンタ」も「箱詰め」しとかなきゃw)」
 ========================================================
 

 (記号化)
s: サンタが存在する
c:「もし「私の言葉c」が正しい ならば sも正しい。」
 
c:   c ⊃ s                   ――記号世界の事象と
 が真である  のは、
    (実際に) 文cが正しい ならば サンタが存在するs
         ――怪しい玉葱          ――現実世界の事象と
 ならばそのときに限る。 ――◎真理定義T  ――の1対1対応を受容れるってこと。
つまり、c⇔ cならばs
――このケースでは、観察論理学的には、かなり無理をしてる。ペテンを意図しないなら、
c:   Cs &s ⊃s
とでも観察・記号化すべき。これが観察論理学からの、解答です。
 しかし、上のままで現実的なケースも十分あり得る。
 ――id:mind:20051008「(白箱の中に) 灰玉が在る ならばそのときに限り、灰玉が在る ならば、青玉もある。」
 
 
tt)    (c≡c⊃s )≡ c&s    ――curry恒真式(仮)なところ、
 もしsが間違いとすれば、→c&sが間違い。
→ c !≡ c⊃sが正しくて、c≡c⊃s は単に間違い。
つまり、c≡c⊃s を語った先生は、sが現に間違いとすればペテン師。
 
 
I B├
・  c≡c⊃s    ――タルスキの真理定義Tより。
           ―― まあ、「先生」を信じてくれるなら、そのまま(接続的観察的に)信じてもらってて問題ないわけだが。
           ――あとは、「先生」が嘘つきにならないために「サンタの箱詰め?」を用意すればよい。
tt) (c≡c⊃s)≡c&s  ――curry恒真式(仮)
       →c&s ――curry玉葱がサンタを釣れてきた!
┤以上により、B├ c かつ、B├ s
 そして、ホントに
    c⇔ cならばs 「この文が正しい ならば、サンタは存在する」
が成立ってれば、玉葱でサンタが釣れる。  ――先生が正しかったのかは知らないけどw
 ちなみに、玉葱というのは、剥いても剥いても無くならない不動点の象徴物です。*8
{program cを呼ぶと、底なしにcが呼び出され続けて、stack over flowになるまで停まらない はずなのに、
/実際にはcurry恒真式で、底がある
< のはなぜでしょう?


 冒頭のカリーのparadoxに戻ると、
 (記号化)
s:    このリストの凡ての行の命題が正しい。
c:   cが正しい ならば sも正しい。
 すると、
c:   c ⊃ s                   ――記号世界の事象と
 が真である  のは、
    (実際に) 文cが正しい ならば このリストの凡ての行の命題が正しいs
                          ――現実世界の事象と
 ならばそのときに限る。 ――◎真理定義T  ――の1対1対応を受容れるってこと。
つまり、c⇔ cならばs
 

  • もし、このリスト(cの行を含む)を信じて    ――リストを下すった教授Qを信じるのと同じこと。

    c≡c⊃s
を、我々が、接続的観察的(DATA入力的というか、権威主義的?)にそのまま受容れるなら、
それと論理的に同値な
    c & s
をも受容れるということ。
――ただし、リストには現に正しくない命題も書かれているかも。
さらに、リストが無限に長くて、凡ての命題が書いてあるとすると、我々は不整合になる。
 

  • もし、このリストを信じないなら、

それぞれの行につき、証拠を探し基本的観察的(科学的というか懐疑的?)に判断すればいいだけ。
    ――クレタ人Qと付き合うときと同じ。
とすると、上の観察と同じで、3番目の行の意味は、
    c⇔ cならばs
という意味。これは、先生Qを信じない以上、とりあえず、真偽不明だが、
    c かつ s
と全く同じ意味。
 もちろん、cかつsが正しいかは、証明が必要。
 しかるに、
cについては、cの行にも、c以外の行にも、関連した証拠はないから、単に、cは真偽不明。
よって、cをその一部として含むsについても真偽不明。
a, b, dについては、以下を読んでから考えてみましょうw





――上と比較してみると面白い。
◆反射的なB と、自信過剰命題 ――レーブの定理(様相論理版)

 (記号化)
s:    サンタが存在する    ――「あのBoxの中のネコは生存している。」でもいいです、別に。
c:    もし、Bがcを確証する ならば、sも正しい。
 c≡ Bc⊃s   c:「もし私Bが「この文cが正しい」と確証できれば、サンタはいる。」
   ―― 記号⇔現実(定義する記号を含んではならない)という、「定義」の定義からみると、☆循環定義、底なし再帰的定義
      しかし、c⇔ Bc⊃sが現実として成立っている(物理的現実世界が「循環」fractalしている場合)
     と観察できる場合には、実用上は正しい定義。  ――Recursive Universe『ライフゲイムの世界』だね!
Bs⊃s   Bはsに関して正確。これがBによって確証(B├ Bs⊃s)されると、Bは、sに関して自信過剰。
                 ――(以前は単に確信(B├s)できていたのですが…。)
     「…もし私Bが…、「サンタはいる」と信じられた ならば、サンタはいるはずなのに……」
                 ――(;サンタについてちょっと不安になってきた茉莉ちゃんw)
 
(レーブの定理の証明) ――これを日本語で証明してみるとグルグルで面白い。
(Ⅳ R) B├
R)  c≡ Bc⊃s ――Bはsについて反射的になってしまった!
  ………
-> Bc≡B(Bc⊃s)
  ………
 →Bc⊃(BBc⊃Bs)
Ⅳ) Bc ⊃BBc
 →Bc   ⊃Bs
・      Bs⊃s    ――sについての自信過剰命題。Curry's Paradoxと比べて、追加の信念が必要となっている。
 →Bc     ⊃s
→ c
->Bc
        →s   ――やっぱりサンタさんはいるに決まってるよね、よかった〜 ;
┤以上の観察により、現実の世界で、
    B├ c≡Bc⊃s (Bはsについて反射的)という前提の下に、
    B├ Bs⊃s ならば、 B├ s 。 =|

(定義)
(Bはxについて) レーブ的 とは、     ――(謙虚というか、反自信過剰的)
    B├ Bx⊃x                ――xについて自信過剰的
     ならば
    B├   x
という関係が、computerBと事実xとの間に成立つこと。
<(レーブの定理)
    Ⅳ型のcomputerは、 xについて反射的ならば、xについてレーブ的になる。

 ところで、上の観察(下の※)で、 現に、
             Bはサンタを信じている(B├sが真)。
 すると、
・ Bs⊃sが、      ;Bがサンタを信じる ならば サンタはいる
Bで証明可能(B├Bs⊃s)なばかりでなく、  現に正しい(B├s ならばsが真)場合、
            ――「サンタは実在する」が、茉莉ちゃんBの言霊(自己充足信念)である (と我々から観察できる)場合。
            ;「茉莉ちゃんBがサンタを信じてる」のが伸恵お姉ちゃんCに観える ならば、Cがサンタになってくれる(と我々…)場合
・   sも、                    ;サンタはいる
Bで証明可能(※)(B├s)なばかりでなく、   現に正しくなる(無条件にsが真)。
                 ――茉莉ちゃんBにサンタはやってくるw!!
――またデジャヴだ……@@。Bも我々も、やっていることは同じ。形式的か日本語かの違いだけ。

 この場合、推論者Bの記号状態がレーブ的であるばかりでなく、Bを含む近傍の現実世界までもがsについてレーブ的である。
*9
<「Bの近傍世界がsについてレーブ的」とは、(レーブ的⇔反射的 だから、「反射的(再帰的?)な世界」と言っても良い)
    B├s ならばs、 が真                   ―― ?⇔ 我々├ Bs⊃s
         ( …>B├ Bs⊃s、 が真  を経由して、
                 (レーブの定理により)
         (  B├   s、 が真、 を経由して、左外上に戻って、)
  であるならば  s、 が真。
という関係、つまり、
    B├s ならばs、 ……であるならば 実際にs 。
と言う関係が成立っていること。
 さらに、
    sならば、 B├sならばs
は常に正しいので、併せれば、            ―― s⊃(Bs⊃s)は恒真式ということ
    sである ならばそのときに限り B├sならばs ―― s≡ Bs⊃s
と言う関係が成立っていること。


◆L型ならばG型

x    任意の命題

(L) B├
〔* B( B(Bx⊃x)⊃ Bx )    ――簡略のため、仮定設定と自然推論(自然演繹)を許容する
Ⅱ) →BB(Bx⊃x)⊃BBx
〔*   B(Bx⊃x)
Ⅱ)      →BBx⊃Bx
Ⅳ) →BB(Bx⊃x)       ――仮定の世界では、「->」は使えない。L型はⅣ型と定義したので大丈夫。
        →BBx
          →Bx  ――2つの仮定の下で、Bxを導出できた。
〕〕→B( B(Bx⊃x)⊃Bx ) ⊃( B(Bx⊃x)⊃Bx)  ――B(Bx⊃x)⊃Bxについて自信過剰になってしまった。仮定なしに。
            -L> B(Bx⊃x)⊃Bx
┤
 以上の観察により、
    BがL型である ならば、Bは、B(Bx⊃x)⊃Bxという命題を確証する。ただし、xは任意の命題。
つまり、
    Bは、L型ならばG型 。=|

◆G型ならばL型になる ことは、証明ずみ。  ――青玉の言霊のジレンマid:mind:20050916 
 けっきょく、
 (Bの├ 記号世界) ⇔  (現実世界)  ――Bの内部で再帰的に折り重なってる。Gは自分自身Lを反映している。
      BはG型 ⇔ BはL型 
G) B(Bx⊃x)⊃Bx  ⇔ B├Bx⊃x ならば B├x    ――ただし、xは任意の命題。



◆G型ならば反射的

(記号化)
s    任意の命題。

G) B├
G)    B(Bs⊃s)⊃Bs
tt)  s⊃ (Bs⊃s)
   ………
->  Bs⊃B(Bs⊃s)
→    B(Bs⊃s)≡Bs
tt)  ………
⇒  B(Bs⊃s)⊃s ≡Bs ⊃s  。
┤
 以上の観察より、
B├ B(Bs⊃s)⊃s ≡Bs ⊃s 
 このとき、
c:   Bs⊃s    とおけば、
B├ B c   ⊃s ≡c
つまりB├   c ≡ Bc⊃s
 すなわち、Gにおいて、Bs⊃sは、論理式Bc⊃sの不動点。 ところで、
    システムでBc⊃sが不動点を持つ ⇔ システムは反射的である
よって、G型のBは、反射的。=|

 総合すると、
    ☆BはⅣ型で反射的 ⇔ BはL型,⇔ BはG型

† 「反射的な現実世界」、を観察するcopmuterB
――茉莉ちゃんBの近傍世界)が、反射的(ふらくたる〜)で、
    B├s ならばs  ―― 正確関係Bs⊃s ←→ cf. 虚言的関係 Bs⊃~s
     であるならば
          s
が現に成立っている場合、それをBが観察すれば、
…>      B├Bs⊃s ならばB├s 。   (df.☆L型事実の記号表現はG型)
(tt   sならば (Bs⊃s) )

  • >  B├sならばB├Bs⊃s

→       B├Bs⊃s  ⇔ B├s
 ――両辺に  ならばs     を加え、
     B├Bs⊃s ならばs ⇔ B├s ならばs  。
 このとき、
c:     Bs⊃s(すなわち、B├s ならばs) とおけば、
       B├cならばs ⇔ c    
つまり実際に、     c ⇔ B├cならばs  =|

 すなわち、実際の世界の一部において、Bs⊃sは、現実関係Bc⊃sの不動点
 ところで、現実という物理システムにおいても、やはり、
    システムでBc⊃sが不動点を持つ ⇔ システムは反射的である
 
(Bの近傍世界が実際に反射型)
        c≡Bc⊃s  が、
(Bで証明可能(B├ c≡Bc⊃s)かはさておき)、現に正しい(真に、c ⇔ B├c ならばs)場合。
 ――;「(白箱の中に) 灰玉が在る ならばそのときに限り、
     もしBくん(Ⅳ型)が「灰玉が在る」と証明できた ならば、青玉もある。」
 
 このとき、茉莉ちゃんBに、

…>  c≡ Bc⊃s       (茉莉ちゃんがG型なら、自発的にこれを信じて反射的になってしまう。)
 を信じさせるのは、これは、BがⅣ型であるかぎり、現実に正しくなるのだから、ペテンでない。(信じるとsについてGL型になるだけ)
            ――ただのⅣ型の人にとっても、Gの念仏は☆自己充足信念だったように。
 
① また、
…>    Bs⊃s   (「サンタを信じて(いい子にして)れば、サンタは来てくれるのよ」)
 を信じさせるのもペテンでない。    ――B├sならばsは、(Cが約束を守るという前提で)現実の事実、つまりsはBの自己充足信念だし。
 そもそも、
☆Bはたまたま(B├s ならばs)になってる近傍世界の観察によって、記号式Bs⊃sを取込むことができる。
                  ――我々にできるんだから、Bにできても不思議はない。
L型なB├
…> Bs⊃s    ――「他のよい子のお友だちのところにも来てる」のだから、サンタを信じて待ってれば、きっとサンタはやってくるのよ!
 ………
   →s
┤ 観察によると、
   B├s。 したがって、s。
(Cがこの密かな約束を守るつもりなら、普通の債務負担行為。)
 
 けっきょく、
    ある言葉を信じれば、言葉の内容が実現してしまうという現実関係
があった場合、
 そういう言霊を信じさせても、その内容が実現してしまうので、ペテンとは呼べない。
  ――「煽動demagogy」wwか。 「平和への教唆犯?扇動者?」
 
 そして、たとえ扇動者に乗せられなくても、
    観察力と論理力が優れたcomputerB
を、現実の反射的な近傍世界
     B├x ならばx、 であるならば  x    ――「Bがxに正確ならば、実際x」
を構成する要素として埋込んでみると、周囲との軋轢葛藤はあるだろうが、遅かれ早かれ、
ⅢB├
…>  (Bx⊃x)⊃ x

  • > B((Bx⊃x)⊃ x)

→  B(Bx⊃x)⊃Bx

で、BはG型になって定常航行できる。すると、
    B├Bx⊃x ならばB├x 。
も正しくなる(L型)。同時に、
 論理式Bp⊃qが不動点cを持つ。すなわち、
B├
    c ≡ Bc ⊃q  ――ぉ、文字pが蒸発しちゃった!!
    c ≡ Bq⊃q

なので、Bは反射的になる。











 ---(参考資料)-------------------------------------
Ⅰ型: 0型のcomputerで、かつ、

  • Bは、任意の恒真式を確証する。
  • Bは、xと、x⊃yとを確証すれば、yを確証する。    ――論証過程では三段則「→」として出てくる。

 (つまり、B├x かつ B├ x⊃y ならば、B├y 。)
                                     ――ここまでが「無垢な白箱」
----↓↓↓↓<認知能力の内側への拡張 -----------------------
Ⅱ型: Ⅰ型のcomputerで、かつ「自分がⅠ型」と(正しく)確証している。

  • Bは、「BX (ただしXは恒真式)」の形の記号列を凡て確証する。
  • Bは、「BX & B(X⊃Y) ⊃BY」 の形の記号列を凡て確証する。――「B(X⊃Y) ⊃(BX ⊃BY)」でも同じ――B分配公理


Ⅲ型: Ⅱ型のcomputerで、かつ、正常的:
 Bの場合は、xを確証すればBxを確証する。    ――論証過程では(内部)観察則「->」として出てくる
 (つまり、B├x ならば、B├Bx 。)


Ⅳ型: Ⅲ型のcomputerで、かつ「自分がⅢ型(正常である)」と(正しく)確証している。
 Bは、「BX⊃BBX」の形の記号列を凡て確証する。


----{ 複雑化 ----------------------------------------
T型: Ⅲ型のcomputerでかつ、自信過剰的: ――「B」を、確証、証明可能と解釈すると、自信過剰
 Bの場合は「BX⊃X」の形の凡ての記号列を確証する。


  -----------------
(反射的:) 任意の記号列qについて、記号列kが存在し、
 Bの場合は、 k ≡ Bk⊃q を確証すること。
    ―― kは、論理式Bk⊃qの不動点
GL型(G型と、L型と、反射的なⅣ型とは同等) 
 L型: Ⅳ型のcomputerでかつ、謙虚(レーブ的):
   Bの場合は Bx⊃x を確証するとxも確証する。    ――論証過程ではレーブ則「-L>」として出てくる
  (つまり、             B├Bx⊃x ならば、B├x 。)
 G型: Ⅲ型のcomputerでかつ、「自分が謙虚だ」と確証している。
   Bは、「B(BX⊃X)⊃BX」の形の凡ての記号列を確証する。
  (しかも、B├ B(Bx⊃x)⊃Bx ならば、(B├Bx⊃x ならば、B├x )。) ――自己充足信念の1例
        ――Xが⊥でも已むを得ないので、「Gの念仏」id:mind:20050924 
    ――G型では、論理式Bk⊃qの、不動点kは Bq⊃q 。すなわち G├ Bq⊃q ≡ B(Bq⊃q)⊃q 。なので、Gは反射的。
        ――qが⊥でも已むを得ないので、「灰色構成式」id:mind:20050925







(註)

*1:――次のはサンタクロースが現実に存在しない(~s)とすればペテン。玉葱cを用意し、cとsを信じさせている。

*2:――さらに、自然言語による、「多義的な自己言及」も

*3:「私の今言ったこと」は、文の条件部を指すのか、文の全体を指すのか、意図的に曖昧な日常言語の使用法をしてる

*4:――白箱の問題とは違って、C教授をそのままには信じてなかったはずなのに…… ;

*5:――◎同一性原理。これは認めざるを得ない?

*6:―― Cs &s ⊃sを信じるつもりで、c⇔ cならばs を信じちゃったので、おしまい ;

*7:――Bは、cが正しいと答えたつもりはないが、文c:を信じた以上、結果的にはB├cということ。

*8:「底なし再帰」とも言うw

*9:環境世界というと、自分を含まないイメージなので、「近傍世界」と呼んでみる