人々と専門家たちのジレンマ?

 
 
テロリストは、
    人々を巻添えに自爆して「何か」を主張しようとするけど、何を言いたかったのかは忘れちゃう。
ゲリラは、
    山に籠もって人々から略奪するけど、何にも生産しはしない。
仙人は、
    インドの山奥で独り修行して「悟り」に至るけど、未だかつて誰もそれを確認できてない。
軍人は、
    「人々を守るため」に戦争を始めるけど、いざ戦争が無くなれば「自己保身の危機」に陥る。
警察官は、
    上命下服に従い「違法(な犯罪)」から人々を守るけど、私服の姿は「その筋の人々」と区別つかぬ。
行政官僚は、
    国民の面倒をみてみてあげるけど、その実際は些末な規則で以て人々の「権利を制限」する。
政治家は、
    ルールを改変するけど、それによって人々の行動がどう変化するのか予測できない。
法律学者は、
    解釈するけど、解決しない。
法律家は、
    紛争を解決するけど、タネをも蒔いて実りをば待たん。
会計士は、
    会社の粉飾を人々に暴露するけど、「その代金」として「お客様」からおカネをいただきます。
経済学者は
    カネの流れに詳しいけど、カネの外部効果は計測放棄。
投機家は、
    将来を予測するけど、何度も何度も「ギャンブルに負ける」のが殆ど凡て。
建築士は、
    橋を適法に計算設計するけど、橋が落ちるまでは安全さを実証できない。(追記w)
ジャーナリストは、
    過去の疑惑を調査報道して人々に喚起を促すけど、人々の「心の平和」を乱します。
物理学者は、
    でっかな小さなこと、大昔の未来のこと、遙か彼方のことは知っているけど、「中庸の豊かな複雑さ」についてはからきしダメ。
倫理学者は、
    何をすべきか主張するけど、「どうやれば実現できる」か知らんぷり。
programmerは、
    デバッグするけど、「新しい」programは造れない。
commputer科学者は、
    computerとは仲が良いけど、「人間からは疎外」されてる。
computerは、
    計算がメチャ速いけど、リアルな世界を「観察」できない。
論理学者は、
    記号を操るけど、現実から浮かれてる。
数学者は、
    問題を解くけど、「問題を発見」しない。
哲学者は、
    哲学者の問題にする言葉を知っているけど、他の「普通の言葉」は使えない。
生物学者は、
    「舌足らずなクローン人間」を造るけど、その後のprogramは知らない。
動物行動学者は、
    遺伝子のprogramを読み解くけど、「理性の働き」を読み解かない。
心理学者は、
    心の表面的な動きを観察するけど、「心の動作原理」には関心がない。
人類学者は、
    人類の既存の歴史文化に関心があるけど、「テクノロジー文明の自律」の息吹を聴き取れない。
社会学者は、
    「おたくアニメ文化」を論ずるけど、どの作品も観たことがない。
小説家は、
    人々に「得も言われぬ感情」を湧き起こさせるけど、その感情の持って行き場を示さない。
宗教家は、
    正しいことを言うこともたまにあるけど、何で正しいのか「宇宙の言葉」が通じない。
医者は
    人の病気を治すけど、「人々の病」を治せない。
 …………
専門家は、それぞれ専門分野というお山の大将だけど、だからこそ同業者や顧客の目が届かないところでは、悪徳の背任も好き放題だ。
 …………
 …………
普通の人々は、
    ただ自分の周りを平和に今をやり過ごせるならば、いかなる山が在っても登ろうと志指したりはしない。
   ましてや「困窮する人々」の手を引いてでは。
 
 
    とかくこの世は「ぐるぐる回る」
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 さあ、ここにも囚人たちが蠢いておった。

  • 我々が専門家だと仮定する。
  • 我々がどうしようもなく利己的だと仮定する。
  • 我々が、限定的ではなく究極的に合理的だと仮定する、つまり、我々の考えは精確に同一であり対称的だと仮定する。
  • 我々は、以上の事実を共同認識していると仮定する。
  • 我々が、普通の人々から1回ポッキリの仕事を依頼されたと仮定する。*1
  • 仕事は全精力を集中しないとできない一方、集中すれば一瞬で終わるし、〆は同時なので、他の専門家の仕事の進捗状況を伺い知ることはできないと仮定する。

 その仕事を専門家魂から気の済むまで成し遂げるか、
はたまた、
「手抜きしても絶対バレない」と確証できているから、適当にやっつけとくか?
我々は、ドッチの世界を選好するのだろうか……?
 
 たとえば、どこかに囚人のジレンマ問題の専門家が居たとして、
    「囚人のジレンマには合理的な答えはないのですから、無駄に考えるのは諦めときなさい」
と、答えるだろうか?
 
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―― アナタ(と私)がこのリストのどれにも当てはまらないことを願ってますです。〜心から♪〜
 
―― 不動点の論理にぐるぐるしてると、、
その他のことに関心が発散せずに、ぐーるぐる@@
 
 
p.s.
 記号programming実証デモ実験の準備のため、
Lisp系、;commonLisp系と ;scheme系の処理系を、いくつも、いくつも、漁って、
凡てを実際にinstallしてハマりましたですよ;
 
 <windows系、しかも9x系で、
  screen editで右クリックで、馴染みのeditorからコピペできて、(windows作法)
Unix版開発のついでに普及促進版として造られたモノばっかのような感じ。
→やはり、「疑い深い(⇔謙虚な)一般人」に、信用できないなら自分で試して確証してみな?
と言い放つためにはwindowsで動作しないことには…; 
 
 <放置playしても後腐れのない手頃な2MB以下のsizeで、軽くて、
 イヤンなMSインストーラも被さってなくてとか、
 <記号文法的な小回りがスッキリと利くか
common lisp系、リヴァイアサンて感じの巨体で、マクロにもミクロにも小回りが利かない。殆ど失格。
;xyzzy、実用するならかなり良さげ。でもcommon lisp。ヘンナ記号実験には向かないかも。
;MacLispが実験に適しているのだが、でっかなEditorが付いてくる(逆? 分別したい)なので失格; ;
;むかし造ったMindLisp 98SEに替わったからなのか、コピペなどが効かなくなってる ;
要するに、(common)lisp系は実用普及段階に達しており、commonLisp以前のような実験実証システムが殆ど絶滅してる。
 
scheme系が、コンパクトで低エントロピーで扱いやすい。遅かれ早かれ日本でも流行りそう。
/マチャチューツェツ工科大初年度必修のもでかい。
 ――日本の会社なり大学が、commonLispとかschemewindowsでの処理系を用意しないのは、国民経済的な損失だと思うよ。マジで。
 
 
 <一般人にでも、記号programmingの強力さ、を、体感お試しお勧めできるもの
――そもそもカッコカッコしぃが一般向けでないが。
 Hushkellなどの関数programmingにもλ的にw惹かれるものがあるが、
記号と来ればやはり、Lisp系だろう。

とくると、ぎりぎり2つぐらいしかなかった。。。
 しかし、マイナーなのは、仕様文書、実装関数さえはっきりしない。ソースは付いてるけど。
http://www.thinkartlab.com/pkl/tm/plisp/cpp/
――動作原理が単純で嬉しい。バグ多? ;λ変数のscope,Yコン
 
 しかも、古い。けど、言語なんてそんなに速くは進歩しないので大丈夫。教育用だし。
http://www.cs.bgu.ac.il/~elad/GALAPAGOS/
――亀さんグラフィックって、懐かしい。工学舎の雑誌 以来? 少々憧れてたよね?
――SCMにwindowsインターフェイスを被せたモノのよう。 

http://www-ui.is.s.u-tokyo.ac.jp/~hara2001/scheme/
http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/index-j.html
http://www.sci.toyama-u.ac.jp/~iwao/Scheme/r5rsj/html/r5rsj_toc.html

*1:我々にとってはルーチンワークかも知れないが、依頼人からすれば一生に一度のかけがえのない依頼だ。