1. 空気論 王様の服は美しい?? サンタクロースは存在する??
→「素朴な信じる人」を見守る振る舞いというの自体が、実はクリスマスの継続を一番支えている。
http://d.hatena.ne.jp/YOW/20070504/p1
これですね、「権威」の1つの根拠は、宗教/信仰の実践にひっかけられていると。ブートストラップ起動(自分の靴革を引っ張って沼から脱出するほら吹き男爵)みたい。昔からずっと続いている信仰とか、家柄;皇統 とか…、も正統性の根拠になるらしいですし。
裸の王様の「新しい服」に万歳する人々、みたいな、「地に着かない共通認識」ですよね><
これが支配者(人または法)の権威を支えていると。(地に着いた根拠の探索は別途問題)
- サンタクロースの場合はナイーブ/素朴な子供を保護するため、
- 新しい服の場合は自分の権威(服が見えるという頭の良さ)のため
という部分が異なりますが。嘘からでた真みたいな。
こういう空気は、平時には統計的な大数の法則で安定してますが、
地に着いた根拠(fundamental/自然法??)に合致してない場合は、何かのきっかけで
容易にガラッと相転移が起こりそうです||| ;8月15日とか、通貨危機とかもそうかな。
ところで、大数の法則に引っかけなくても、人々の頭にある記号式の同一性に引っかけると、
自己実現的なパラドックスが構成できます。以前の記事から引用してみると、
http://d.hatena.ne.jp/mind/20051029/p1
C「もし私の 今 言ったことが正しいならば、サンタクロースは存在する」 「きみはどう思う?」 B「もし先生が正しい場合に限りますけど、サンタクロースは存在しますわw」 C「それって私の今言ったことと「文字通り同じこと」だから、 私の今言ったこと は正しいってことだね?」 B「ぇぇ…、はい。」 C「なるほど…、Bくんによれば、私は正しいことcを言ったらしい。すなわち、 『c: もし私の言ったことcが正しかったなら、サンタクロースは存在する。』 しかも、Bくんによれば、 私の言ったことcは正しいらしい。 したがって、サンタクロースは存在する と無条件に認めるのね、私と違って、きみは。ふーんw?」 B「(…そっか、サンタさんってホントはどこかにいるのですねー@@??)」
これではまるっきり地に着いていないww 空中の形而上学/記号論理学…。
「居るから居るんだ」「正しいから正しいんだ」
と変わりないようにも見えますが…
なんか関係ありそうでしょうか…@@?
そうした扱いの空気状態が、実は<法>の純粋な権威の発効そのものとなっている。